2019年はキャッシュレス化が進む
欧米では以前からキャッシュレス化が進んでいて、現金を持ち歩かなくとも街中でも百貨店でも買い物ができます。これは多額の現金を持ち歩くという行為が、その国の治安などの情勢によって避けられているからであると考えられます。北欧の国ではさらに現金離れが進んでいて、もはや通貨としての現金の機能が成り立たない動きがあります。日本国内でも、東京オリンピックとパラリンピック開催を機に、日本を訪れる観光客の利便性を考慮して多くの店舗でクレジットカード払いを可能にしようとする傾向があります。また、2019年10月に予定されている消費税の10パーセントへの増税に伴う買い控え対策として、政府が期間限定のカード決済時ポイント還元制度を打ち出しました。これらのことから、今後我が国においてもいっそうの現金離れが進んでいくことは間違いありません。
近年、脚光を浴びているのがバンドルカード
これはVisaプリペイドカードのことで、スマートホンのアプリでネットショッピング専用の仮想カードを発行し、利用する分のお金をチャージしておき、ネットでの買い物時の決済に使用するサービスです。インターネットサイトだけでなく、リアルカードの発行で実店舗での決済も可能であることもメリットのひとつです。カードの発行には、審査や年齢制限はなくて入会金や年会費もありません。Visaのサービスであるので、加盟店の多さは特筆に価します。
チャージ、セキュリティは大丈夫？
アプリ内のカードへのチャージ方法としては、コンビニエンスストアやドコモケータイ払いやネット銀行やATM、ビットコインなど多岐に渡っています。金額の入力直後にチャージは完了し、手持ちのお金がなくても買い物をリアルタイムに行うことができます。チャージ時や支払い時には通知も送られて来ますし、アプリ上にて明細の確認も行うことが可能です。チャージ可能金額は、バンドルの場合は残高10万円で、リアルが100万円までとなっています。1回のチャージにて入れることのできる金額は3万円で、利用履歴によって上限が変化していきます。バーチャルカードやリアルカードでの紛失や盗難の心配に関しては、判明した時点でアプリやウェブ上で24時間365日、一時停止手続きを行うことが即座にできますので安心です。また、使用の再開手続きもアプリやウェブ上にて行うことができます。
以前は、ソフトバンクまとめて支払いでもチャージが可能でしたが、2018年3月からはキャリア決済でバンドルカードにチャージができるのはドコモケータイ払いのみとなりました。ドコモの携帯電話のユーザーで、これからカードを持ってキャリア決済をしたいと考えている人にとっては、このバンドルカードは有効な選択肢となるに値するものであります。
